私たちM4R(エムフォーアール)は、2013年2月に設立された 「食」を通じて難民支援と社会貢献を目指す学生団体です。
現在までに日本全国で50大学・高校*1が加入をし、 全国的なネットワークを構築しております。 私たちの活動は大きく2つあります。
ひとつ目は、「食」を通じて難民を「知って」「支える」という活動です。 大学食堂にて難民の故郷の味を寄付金を付けて導入をし、寄付金額は全額 認定NPO法人難民支援協会を通じて日本で暮らしている難民の方々への支援へと使われております。
ふたつ目は、難民の故郷の味を大学食堂への導入と並行して難民の基礎的な知識や情報を利用者の皆さまに伝えるという活動です。 難民問題について知りたい場合、 多くの場合は「講演会への参加」が入口である事が多いと考えます。
しかしながら「講演会」というのはどこか敷居が高いという認識があります。 私自身「講演会」という言葉を聞くとどこか気難しそうなイメージがします。
また「難」という文字がある難民問題は、世間のイメージとして触れてはいけない問題だと感じる方が大勢いらっしゃることも事実であります。これらの要因が相まって日本国内に於いて難民問題がなかなか世間に広まっていないと考えます。
これらの問題を少しでも解決したいという私自身の強い想いがのちにM4Rの発足へと繋がっていく事となりました。
まだまだ知られていない日本の難民問題に、 少しでも興味・関心を寄せてもらうためにメンバー全員で 様々な「仕掛け」をして認知啓発を行ってまいります。
今後とも、ご理解、ご支援のほど、よろしくお願い致します。
M4Rファウンダー テュアン シャンカイ*2
*1)導入学校数は2017年12月のものです。2019年1月に加筆しました。
*2)この文章は2015年のもので、2018年度現在のM4R事務局メンバーは祝迫優衣(南山大学4年)、左雲翔太(立命館大学3年)、濵田朱莉(大阪大学3年)です。